業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

8月18日(火):お盆休み最終日

どこが休みなんだか(苦笑)。

・出勤前に,県の運転免許センターで国際免許証を取得。渋滞を避けていったつもりが,工事による片側通行規制による渋滞に巻き込まれるなど,従前の想定より30分ほど余計に時間がかかった。

大学には10時頃出勤。

・月末からの海外出張2件(3カ国)に関して諸々の手続き。予算の出所の変更,カウンターパートとのやりとり,カウンターパートの一人に謝金支出の手続きおよび現地でのレンタカー使用に関する学内手続き(後ろ2つはほとんどを秘書さんにお任せ)。関連して,月末出発分の航空券が旅行代理店から届く。国際免許も取ったし,気がつけば出国まで2週間を切っている。無事に出国できることを祈るのみ。

・個人ホームページおよび研究室ホームページの更新。講座ホームページでは新たにネタの提供が1件あり,関連の新聞記事もあったため,該当の新聞社に記事の転載許諾がいただけるか電話にて問い合わせ。担当者がいらっしゃらず,可否の回答は明日いただけることに。

・明日から始まる学生実習(その2)の準備。調査票の印刷などモノの準備や訪問先の生産者への最終確認の電話など。電話は21戸にかけ,うち18戸とは夜までに連絡がついた(か留守電に伝言を残した)。残り3戸は明日に持ち越し。また,学生の宿泊をお願いしている農家に謝金支払い手続き(ここも秘書さんにお任せ)。

・今度の日・月に予定している学生主体の直売所調査の陣容が固まったので,その最終連絡。

・社会連携関係で来室1件。続いて,学内のとある研究組織(バーチャルなもの)のリーダーから事務局を引き受けて欲しいと打診。この仕事量からしてそんなことできるのだろうか? という思いもあったのだが,自分ひとりではなく,他の先生もご一緒ならという条件で仮受諾。

最後の1件は,多忙だからと断わる手もないわけではないが,教員は主観的には皆「忙しい」わけで,安易に「忙しい」というのはキャパの小さい人間だと公言しているような気がするのもあり。

以前,学生に「先生は忙しいですね」と言われて,こう答えたことがある。「『忙しい』というのは極めて主観的な話で,その人が一定以上の質と量の仕事をやっているかどうかとは全く別の話。例えば,『通常の3倍仕事をしている』人でも,能力が高ければ『忙しくない』し,『人並み以下の仕事しかしていない』人も,仕事に時間がかかりテンパっていれば『忙しい』人になる。だから,自分は『出張/会議/授業が向こう1ヶ月に何件・何日入っている』とか『論文や原稿,プロジェクトを何本抱えている』とは言っても,『忙しい』とは言わない」。

とはいえ,「これだけの仕事を抱えているこいつに新たにこれを投げて大丈夫だろうか」と発注側を不安にさせるような情報開示はやはり必要か(笑)。

本当は原稿書きを少し進める予定だったのだが,時間切れで手をつけられず。ともあれ,明日から学生実習。