業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

6月20日(金):調査11

・来週の「簿記会計2」「3年ゼミ」の準備。簿記会計は了。3年ゼミは未了。

・来月に岩手出張が入ったのだが,岩手に行く機会があれば寄ろうと考えていた農家の方に電話。今回の地震震源地から遠くない場所だったので,被害があれば遠慮したのだが,快く受けていただいたので短い時間ながら訪問することに。関連して航空券の手配など。

・午後に津市内の大規模土地利用型経営を学生と共に訪問。経営の概況や特徴的な取り組みに関してお話を伺う。大学の近くにある立派な経営なので是非勉強に使わせていただければと依頼。快く受けていただき,今後も院生中心にお邪魔することに。

・夏の米国調査に向け,文献リストの作成を開始。

昨日の「農業経営学」の授業に対する学生のコメントを読んだのだが,高度な(最前線の)内容を扱っているために理解が難しいかなという予想に反し,きちんとデータを読み,講義内容を理解した上での質問も結構あった。

ベーシックな内容で無難に進めるか,農業経営学の最新のトピックを交えつつ「面白さ」を追求するか。初めての担当である今年は「空振り」するリスクを取って後者を選択しているが,授業崩壊は避けられているか。もっとも,記名式のコメントで悪いことを書く学生は少ないと思うが。