業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

11月2日(金):東京出張

日帰り東京出張。

・「農業経営の事業承継」検討会出席。色々と考えていくと射程がかなり広がってしまうので、いかに焦点を絞り,コンパクトなものに仕上げていくか。

・往復の車内にて,1)出版(書籍)原稿の著者校正。2)再来週の「簿記会計演習1」授業準備。3)昨日依頼を受けた書評対象書籍の読み込み。1)は終わったが,その他は未完。

・検討会出席前に東大の図書館群にて資料収集。終了後は,上記の著者校正のゲラを渡しに出身研究室を訪問。先生と短時間の懇談。諸々の情報交換など。

来週以降調査が続くので,合間(というのは不適切だが)に担当する授業の準備はできるときに進めておかなければならない。今月は三重大に来て以来,調査やら授業やらと最も予定が詰まった月。まずは無事に乗り切れるかが問題だが,乗り切ることができれば,大学教員としての生産性の上げ方が1つ見えてくる。

生産性の向上は,大学に身を置く者として必須の課題。教育面では学生に評価される授業を数多く実施するだけでなく研究室の学生の論文指導を効果的に行い,広報委員や国際交流委員として与えられた業務をしっかりとこなし,その上で綿密な調査に基づいて質・量ともに十分な研究論文を仕上げていく...これに家事・育児にダイエットまでこなすというのは可能なのだろうか(笑)。

来年度は,教育にしろ研究にしろ委員にしろ,今年以上を求められるのは間違いなく,笑ってもいられない。でも笑うしかない(笑)。