業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

6月11日(月):東京出張

東京出張。用件2つ。

・東大図書館にて資料収集。法学部と農学部農学部は相変わらず縮小開館中で,見たい資料をあらかじめメールで申し込んでおかないといけない。自分のように滞在時間が短い訪問者にとっては,見たい資料のほとんどを準備してくれる事前申し込み制度はかえってありがたいのだが,前日に子供の面倒を見ながらの申し込み作業は若干つらいものがある。

・三重に戻る前に,農水省系某外郭団体の方と懇談。具体的には研修会の講師打診だが,情報交換なども行う。別件で,別の外郭団体の方にメールで質問をしていたのだが,わざわざ合流して参考資料を手渡ししていただいた。大変恐縮。

帰りの電車で,大学でコピーした資料と外郭団体の方から頂いた資料に目を通す。2つの研究テーマについて調べているのだが,1つはそれなりに研究蓄積がありそうでしっかり勉強しなければという思いを強くし,もう1つはまだ誰も手をつけていないから自分で一から構築しなければならないという思いを強くした。対照的な2テーマだが,研究者としてはやりがいのあること。

不安材料と言えば,研究費の資金繰りか...

・帰宅後,メールの処理。一部至急の対応が必要な案件があったため。