業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

5月10日(木):嵐

天気の荒れ様は台風並み。鈴鹿は風が強いだけだったらしいが,大学(津)は雨も強く,窓ガラスに打ち付けられる音がうるさかった。

・自分も3章分ほど執筆した某団体の調査報告書が届く。関連して,自分が書いた箇所に対する質問メールが届いていたので,早速回答。

・講座ホームページ更新。明日の更新準備も完了。

・イギリス滞在時に会ったことのあるスイス人研究者から,国際シンポジウムに招聘され7月に来日するのでその時に三重にも行きたいとのメール。もちろん歓迎。ただ,彼女のプランが日本の地理が頭に入っていないものだったので(笑),どうしたもんかと思っていたら,今回の来日をコーディネートしている日本人の先生からメールが届く。曰く,その先生が彼女の滞在中のスケジュールを調整してくれるとのこと。とても助かる。示された選択肢の中から,こちらの都合のよい日程を返信。また,スイスにも返信。

・昨日の国際交流部会の議事録の打ち込み。最初から記録係とわかっていればノートパソコンを持っていったのに,会議の途中で言われたのでメモは手書き。それを打ち直さなければならない。面倒。これに結構な時間を取られる。ゼミや会議などをはさみながら、夕方にようやく完了。

・学部卒論ゼミ。4週間ぶりの開催。こちらが指示した文献もある程度読みこなしてきた模様。調査対象の目処も立ちそうだが,問題は「何を調べたいか」という肝心の部分。次回は2週間後なので,それまでに読むべきものを読み,自分なりの問題意識を大いに養って欲しい。

・研究室ランチミーティング。今日は大ボスが出張で不在だったため,手短に終わる。

・広報委員会の企画部会。部会に先駆けた準備作業と会議をあわせ2時間半ほど。有意義な話し合いができているとは思う。一方で,広報は大変だとも思う。ま,時間も金も人員も足りないのだから,無益な広報活動はやめ,有効な広報活動を重点的に行いましょうという従来からの主張は認められつつあるので,それなりに貢献しているとは思うが。

・帰宅直前に他研究室の院生がやってきて,研究についての相談。悩んでいることはわかる。ただし,抽象的に悩んでも解決しないので,もっと問題を具体化しようとアドバイス

今年度の自分の学内運営の担当は,広報と国際交流。いずれも外向き,渉外的なポジション。社会調査(農業経営調査)をメインに研究をしているのでそういう風に思われるのだろうか。計算モノとかカリキュラムのチェックとか,そういう地道なタスクの方が自分としては得意のつもりなのだが(笑)。

それにしても,今日は研究をしなかった。