業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

10月31日(火):休暇

振替休暇だったのでそれほど働いていませんが。

・次回の「簿記会計演習」準備。

・昨日の講座会議の議事メモの提出。

チェンマイ行きに関連して諸々の作業。

・月末までに学部に提出しなければならなかった書類の作成。送付。この書類「PDCA自己申告書」という。研究・教育・社会貢献といった分野でそれぞれPlan→Do→Check→Actしろという趣旨。今年度は試行のため,このタイミングではあるがPlanしなさいというお達し。

正直,こんなものは個人的には既に実践していて,かなり詳細なものを作っている。紙一枚,各分野200字程度で目標を立てろと言われると,馬鹿にしてるのかと言い返したくなる。

実はこの作業日誌も,毎日作成しているToDoリスト(Plan)を実践(Do)した結果を記録している。日誌をつけながら,自分のパフォーマンスを確認(Check)して,翌日の作業(Act)につなげている。

大学教員はセルフマネジメントがないと,その生産性は相当低くなる。先日の週刊東洋経済の「日本人の給料」特集で,大学教員の時給がかなり高く評価されているのはその裏返し。要は,「最低限やらないといけない仕事」の時間がそれほどでもないため,給料をこれらの時間で割ると時給が高くなる。ただし,大学教員のパフォーマンスは,これ以外の時間で何をするかにかかっている(したがって,大学教員の時給は決して高くない)。

そう考えれば,PDCAを実践するのは当たり前。こんな紙1枚を今さら導入している現実が何を意味するのかを考えると,とまあ今日はここら辺でやめておきます。