業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

10月5日(木):最低限のルール

・4年生の卒論中間報告会。9時半開始だったのに,肝心の4年生の準備が終わっていない。結局揃ったのは10時前。時間を守るという最低限のルールすら守れないのは論外。今日の報告会は2ヶ月以上前から予告していたわけで,言い訳無用。雷を落とす。レジュメを見ても,半年の成果がつまった内容とも思えず,来週に仕切りなおすことに。今日は,通常の卒論指導ゼミとする。

・今月から研究室に配属された3年生に手短にガイダンス。5分ほどで終わる。

・研究室ランチミーティング。今日から再開。自分の研究のレビューを簡単に報告。

・12月の国際シンポジウム用に昨日予約した会場の使用料金支払いについて,事務と相談。それほど問題もなく支払いができるようなので手続き。これに関連して,海外からの招待講演者とのメールのやり取りや学内の先生方への連絡など。

・授業参観の依頼を受ける。わが学部には,教員がお互いの授業を参観して,それぞれの授業改善に生かすという取り組みがある。数年前から続けられているので,そろそろ2巡目に入る。対象となる授業は原則として講義(演習,実験,実習ではない)のため助手は対象外なのだが,同じ教員の講義を2度参観するより,来年度の「助教」制度導入を見越して,授業を実質的に担当している助手を参観対象に含めた方が趣旨にかなうと判断されたらしく,自分が指名された。

・学部生から「加工型畜産」の英訳について相談。彼は月末の3大学ジョイントセミナー(三重大,チェンマイ大,江蘇大学が持ち回りでセミナーを開催,各国から学生が参加して研究発表を行う)に向けて準備をしている。強引にテクニカルタームをはめ込むよりも,説明した方がいいのではとアドバイス。加えて諸々の雑談。

・留学生の奨学金申請書書き開始。先月から3つ目の申請。

・科研若手研究の構想を練る。研究目的と計画で,合計4ページ(A4)。審査員に対して説得的な内容とはどんなものか,まだまだつめ切れていないことを実感。

・月末の学会報告に向けた準備。この報告は,6月にチェンマイに滞在したときの成果を発表するものなのだが,滞在中に作成した分析レポートを読み返すと,英文で7ページほど書いてある。これにちょちょっと前段を加えれば,報告も論文投稿もOKじゃん,という誘惑に一瞬かられる(笑)。いや,きちんと構成を考え直すつもり。

明日は休暇を取ります。先月に保護者面談のために休日出勤した分の振替。金曜に休めば,実質的に4連休になる(笑)。それと,鈴鹿でのF1開催は今年が最後なので,1度は見ておきたい。乳児を連れての土日観戦は自殺行為なので(むしろ,土日は鈴鹿から避難する予定),金曜の公式練習だけ見に行くことにしました。