業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

11月2日(火):フィンランド本

・派遣元大学とのやりとり4件ほど。昨日からの引き続きの事項が多い。授業関係、来年度時間割関係、4年生関係、博士審査関係で、それぞれ先生方とやりとり。

・指導学生とのやりとり。留学生2名と4年生1名。特に留学生は、コロナの影響でまだ来日できていないのだが、日本政府が留学生の入国再開に向けて動き出すとのニュースは朗報。

・日本の学外の方とのやりとり。新たな日程調整が始まる見込み。

・投稿中論文の修正作業。今日はこれに時間をかけたこともあり、相当作業が進み、あとは出典関係の細かいところのみ、というところまできた。もちろん、改めて読み直せば、さらに加筆すべきところはあるはずだが、結果が戻って1週間後、再提出締切1週間前の進捗としてはまあまあ。

フィンランド関係の書籍2冊(和書)を部分的に読む。両書とも、農業関係ではなく、財政や社会改革の話だが、なぜか農業の話も出てくるから不思議。不思議、というか、ジャンルで捨象してしまうと、思わぬ取りこぼしが出てくる典型。

標記の件は、最後の点とも関係するのだが。タイトルに「フィンランド」が付された最近の書籍は、「教育」「社会改革」系が圧倒的に多い。フィンランドが注目されるきっかけとなるテーマだから当然なのだが、自分の専門から見るとまた違った側面が見えてくる。

まだまだ勉強しないとなあ、と感じた日でもあったが。実際のところは、渡航前に提出したフィンランドとは直接関連しない論文のことを考える時間が長かったが。