業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

9月6日(金):詐欺メール?

標題の件は最後に。
 
・出勤前に,免許センターで国際免許の取得。この時期に取得するのは毎年恒例。まだ出国まで2週間弱あるが,今日を逃すと確実に行ける日がなく,危なかった。
 
残りは大学でのタスク。
 
・研究室業務を少々。
 
・来週の講演資料の作成。なんとか脱稿。
 
・学部3年生に成績表返却。来週月曜に返却するつもりだったが,集中講義との重複に気づき,急きょ本日から返すことに。意外に大学に来ている学生がいた。
 
・某学会の企画業務。難航中。
 
・原稿を1本提出。といっても,昨日提出したものの焼き直しでしかない。オリジナリティを問われない原稿ではあるものの,研究者としては残念な対応。
 
最後に標題の件。院生から緊急報告があり,曰く,今春修了して現在は国内で働いている元留学生からメール受信。その内容は,海外で強盗にあい,カネも携帯もなくしてしまった。帰国(再来日)のために○○ドルを至急送金してほしい。
 
院生から相談を受けた当初は,どう対応しようかという話をしていたのだが,転送してもらったメールの文面(英文)をよくよくみると,どうも怪しい。本人が使わなそうな表現が散りばめられている。つまり,本人が書いたとは思えない。できすぎ(笑)。
 
返事をする前に,本人の携帯に電話してみるように指示した所,案の定,普通に出てきたそうで,つまりは詐欺メール。
 
本人が転職したという話を聞いたばかりだったこと(新しい仕事に関するトラブル?などと想起してしまう)がこちらを動揺させたということもある。また,件のメールは,本人のアカウントから送信されている(少なくとも素人にはそう見える)ので,乗っ取られているのでは,とか,色々と問題も残っているが,まずは在学生に被害が出なくてよかった。下手に返信したら,きっと送金口座が指示されたりしたのだろう。
 
先日,ある農家の方から「相談の大切さ」というお話を聞いたのだが,まさにその通りであることを実感。