業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

11月30日(火):あっちこっち

あっちこっち移動した感のある月末。
 
・子供を保育園に送った後,近くの駅で学生を拾って農家さんに聞き取り調査をする予定であったが,学生を拾ったタイミングで,先方の急な事情で訪問を中止。日程はまた改めて設定することに。
 
当初の予定では,農家訪問後,鈴鹿市役所にて農業基本計画に関する打ち合わせを行うことになっていたが、上述のように農家訪問が中止になったので,市役所での打ち合わせを繰り上げられないか問い合わせ。が,会議等により繰上げが難しいことが判明。打ち合わせまでの時間をどうしようか考え,時間の節約を考えて一旦帰宅。
 
・自宅にて,9月の学会シンポジウム報告の論文化作業。ぼちぼち。
 
再び自宅を出て,鈴鹿市役所へ。
 
・市役所にて,鈴鹿市農業基本計画に関する打ち合わせ。宿題をたくさん頂く。来週もう一度打ち合わせする日程も確定。
 
その後,大学に出勤。
 
・出張報告。
 
・先週末に打診を受けた取材対応に関連して,学科の先生と打ち合わせ。
 
・引き続き,9月の学会シンポジウム報告の論文化作業。昨夜気づいた「英文サマリー」が難儀であったが,夜の自宅での作業も加え,何とか脱稿・送付。締切には形式上かろうじて間に合った。
 
・「社会科学チュートリアル」にて,調査を仕掛けている学生たちと情報交換。やはり,質問内容に四苦八苦しているようだが,これもまた勉強。よほどの大失敗がない限りは,彼らの取り組みを静かに後方支援するのが本授業での教員の役割。
 
ということで,今月もこれで終了。最終日は,自宅→保育園→駅→自宅→市役所→大学→保育園→自宅,とせわしなく動く日になった。もっとも,当初の予定での訪問先の1つ「農家」が「自宅」に変わっただけで,想定された動きではあった。さらに,結果的には農家訪問が延期になった分,自宅で論文執筆ができたので,結果オーライ。これがなければどうなっていたことか。
 
最後に今月末の棚卸し。
 
<執筆の内容別>
・学会誌への論文投稿:5
・書籍所収の論述もの:4
・論文(査読なし):3
・学会報告(今後エントリー予定):2
・研究委託元への報告書提出:2
・書評:1
計17篇。言語別では和文14,英文3。先月末時点で失念していた報告書1本があったので,形式上はプラス1本。
 
<執筆進行状況別>(カッコ内は,先月末時点)
・一旦了(一応書いたので形はあるが,今後修正が必要):9(←6)
・執筆中:2(←1)
・未着手:6(←9)
 
先月末と比べると,「未着手」が減り,「一旦了」が増えたのはいいこと。理想としては,「執筆中」2本も「一旦了」まで持って行きたかった。来月末(というか年末)までの目標は,「執筆中」は確実に終了させ,未着手を半減させること。気持ちよく新年を迎えたいものだ。