業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

2月1日(月):講演3/3

2月の勤務に突入。年度末モードにも入ってきた。

・卒論関係の諸々の作業。自分が指導する学生は一応昨日(1月末)に「完成版」を提出。もちろん,これから本格的な仕上げ作業に入るわけだが。

・「簿記会計」授業準備。

・来週の諸々の出張手続き。急遽日程を組み替えたところがあり,訪問先に再調整をお願いしたり,手続き済みの出張申請の差し戻しをお願いしたり。

農水省受託研究の予算執行の仕上げ。やりたいことは山ほどある。問題は,今年度は今月末でいったん終了せねばならないため,購入すべきものは購入手続きを早急に取らなければならないこと。関連して「怒」1件。詳細は後述。

・先週に修正作業を行った学会誌投稿論文(短い)の再投稿。

・「社会調査演習」の現地報告会に向けて先方と調整開始。

・「簿記会計1」授業。

授業終了後にそのまま大学を出る。

・県外にて「家族経営協定」講演。夜の部での講演。

往復の車内にて以下の作業。

農水省受託研究の関連資料読み込み。

・「簿記会計」授業の後作業。

講演は無事に3回シリーズが終了。無事に終わって一息,つきたいがそうもいかず。

最後に「怒」の件。購入を依頼したところ(不正防止のため,一定金額以上のモノの購入は教員が勝手にしてはならず,事務を通して公正な購入を図らなければならない),英語が必要な買い物なのでこちらで購入して立替払いするように指示があった件がある。単に報告書を買うだけなのだが。

「勝手に買うな」という一方で,自分たちが苦手なものは教員にやらせるというお役所的な対応にも言いたい事はあるが(笑),時間もないので早急に購入を済ませ,本日領収書類を提出したところ,「和訳をつけてください」。

こんな中学生でもわかるような英語にどうして和訳が必要なのか問い合わせたところ,回答は得られず。聞くと委託元の指示ではなく学内処理のため。理由が不明のものに協力する義務もないため,当然お断り。

身内の文句は言うべきではないのは重々承知しているが,これで研究支援といえるのか。血税を使って研究している以上,不正があってはいけないのは当然のことだが,これは不正とか公正とかいう以前の問題。こんなレベルが低いことをしていたら,それこそ血税の無駄遣い。「特定の目標」に向かって「公正」かつ「効率的」に仕事をするのが我々の使命。「目標」もなく,ただ「誰かに怒られない」ためだけに仕事をするのは,徹底的に排除しなければならないと思うのは自分だけではないはず。