業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

1月5日(火):療養2日目

昨日記し忘れたが,昨日から休暇(年休)を取得しているので,本日は自宅療養2日目。昨日のブロック注射が効いたのか,だいぶ動けるようになった。何といっても,自力で歩行できるようになったのは大きな改善。

まずは自宅で静養しつつ以下の作業。

農水省受託研究の打ち合わせや国内外のアポ取り。電話やらメールやら。今のところ滞りなく進んでいる。関連して,資料の読み込みなど。あとは体調さえ万全に戻れば。

・今週・来週の出張取りやめに付随する諸々の作業。航空券キャンセル,先方へのお詫びの連絡など。

・諸々の事務処理。特に学外から年始を迎えて諸々の問い合わせ・依頼あり。

昼過ぎに自宅を出て近隣の市役所へ。

・「家族経営協定」調印式に参加。地理的に近いし(タクシーで15分もかからない),とりあえず短時間なら体は動くし,初めて「立会人」を拝命したのでできれば出たかった,といった理由で参加。

・上記調印式終了後,市役所に来てもらった学生と打ち合わせ。本来ならば明日は学生と一緒に飛騨高山に聞き取り調査に赴く予定だったが,この体調では無理なので,学生に単独で行ってもらうことに。いきなり放り出すのも何なので,聞き取りの細目について,その意図や内容を最終確認。

心のどこかに,明日になれば腰の具合ももっとよくなり,日帰り調査ならできるかもしれないという思いがあったが,学生との打ち合わせ終了後,市役所を出たときに浴びた冷たい強風で体が一気に固まり,学生の助けなしではまともに歩けなくなった現実に直面。ましてや飛騨高山の寒さに耐えられるわけもなく,完全に断念。

学生の健闘を祈りつつ,後方支援をするのが今回の自分の役割。

自分が椎間板ヘルニアになって,世の中に同志が多いことを実感した一日でもあった。市役所に向かうタクシーの運転手さんしかり,市役所でお会いした関係機関の方しかり。彼らのように無事に復帰できることを祈るのみ。