業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

10月26日(月):旅路

標題については最後に。

・「簿記会計1」授業の最終準備。なんとか間に合った。

・この時期は科研(科学研究費補助金)応募の季節だが,自分は受給中(来年が最終年度)であるため応募はなし。ただし,他大学の先生を代表とする研究計画に参画しているため,関連の書類手続き。採択されれば個人的にも面白い研究ができると思う。来春のお楽しみ。

・学生アルバイトを使って,農水省委託研究の資料整理作業。まだまだ続く,というより本日からようやく軌道に乗り始めた。また,調査予定が入ったり,明日の打ち合わせを設定したり。

・米国アイオワ州のカウンターパートと現地農家へのアンケート調査についてやりとり。実施してもらえることは9月に現地を訪れた際に了承してもらっているのだが,調査票(案)を送るのが大幅に遅れてしまった。ともあれ,早急に実施してくれるとのこと。

・最近10日間ほどで行った出張の終了報告。延べ3件。関連書類も提出し,無事に了。

・学内公募事業(教育支援)の申請書類を完成し,参考資料を添付し送付。無事に受領され手続き完了。出すだけ出したということで。

・「簿記会計1」授業。本日は復習に復習を重ねる回。授業後の学生からの感想コメントを見た感じでは,概ね理解してもらえている模様。

・「将来構想委員会」出席。テーマは「教員の個人評価方法の見直し」。議論の方向性には賛成。数年前に初めて個人評価の項目を策定した際にワーキンググループのメンバーだった身としては,今回はすっきりとしたものを作ってほしいと思う。評価軸は1本でよし。たくさんあると混乱する。

・4年生1名が来室。卒論について支援(調査先の紹介)を求められるが,調査意図が不明のため,一旦保留し,直接指導されているボスと明日三者面談を行うことに。

標題の件。学科の先生が亡くなられた。心の準備はしていたつもりだが,何ともいえない感情に襲われた。まだまだこれからという年齢。自分が三重大に着任当時,その先生と自分の2人で授業を担当したこともある。不慣れな中,色々と助けていただいたことや,これまでに交わした何気ない話が多々思い起こされる。合掌。

明日は,不帰の旅路に出られるにあたり,最後の挨拶をしてきます。