業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

10月22日(木):東京出張

東京にて研究会に参加。

・東京にて,農業法人の人材育成検討委員会に出席。今日は第2回の検討委員会。9月に第1回が開催されたのだが,海外出張のため出席できなかったので,自分にとっては今回がはじめての検討委員会参加。国内の名立たる農業法人の経営者の方が参加されており,それだけですごいことなのだが,委託元がやろうとしていることはまだよくわからない。

実情に合わせてもっと素直にやればいいと思うのだが,なんだか大仰にしすぎている。同じような感想を農業法人の経営者の方も述べていたので,この違和感はそれほど的外れではないと思う。

往復の車中で以下の作業。

・来週月曜の「簿記会計1」準備。未完。

・今週末の学会発表準備。未完。ついでに,往復に必要な乗車券・特急券も購入。東海道新幹線だけならチケットレスICカード)で行けるのだが,今回は高崎まで行くのでそれぞれ発券しないといけない。

・来週木曜に仮置き状態だった調査(島根県)の日程が無事に確定したので足と宿の手配。三重県から島根県に行く簡便な方法は,伊丹空港まで陸路移動し,飛行機で出雲に入る方法。以前は名古屋中部から米子に入り,そこから陸路移動する方法もあったのだが,この便はなくなってしまった。往路の予定便をみたら残り4席だったので急ぎ予約。無事に確保できて一安心。肝心の聞き取り内容はこれからつめないといけない。

・来週月曜締切の学内募集事業の申請書書き。未完。

我が大学・学部でも新型インフルは徐々に発生してきているが,「濃厚接触者」となった学生の登校に関する取り扱いが緩和。すなわち「4日間自宅待機」だったものが「4日間は健康チェックを行いつつ登校」に変更された。

濃厚接触者の取り扱いを厳格にしすぎると,受講者に1人発症者が出ただけで授業自体成り立たなくなる(濃厚接触となれば,受講者の多くが自宅待機になるため)可能性があるとは思っていたのだが,見方を変えれば,ある程度の発症者の発生は覚悟の上で,実施するとすれば学部閉鎖・全学閉鎖レベルでの対応になったということだろう。

ともあれ,感染は極力避けなければならないが,感染することも想定しなければいけないということ。