業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

3月28日(金):学会2

・宇都宮大にて学会参加2日目。個別報告,ポスター報告,特別セッションなど諸々の研究発表を拝聴。

最後のセッションが終了する30分ほど前に会場を出て,電車を乗り継いで三重に帰還。

・帰りの車内にて,新年度に取り組む予定のタイ・プロジェクトについてリーダーから提出を依頼されている研究計画書の作成。この出張中に読んだ資料の一部はこのため。大体構想は固まったので執筆を開始。未完。締切は月末。

学会では,研究だけでなく様々な情報交換をするのだが,他大(先輩)の取り組みを聞いてしみじみ。うちでもできたらといううらやましさと,本当にやったらとんでもない(大変)という気持ちと。なんにしても,こういう刺激を受けられるのも学会のよさ。

わが講座の卒業生で現在は他大で院生をしている某君の発表を聞いたのだが,1年でここまで変わるのかとびっくり。来春に就職するらしいが,1年でここまで伸びるなら,博士課程に上がっても面白いのにと思った。もちろん,博士課程進学にはリスクも大きく,本人の決断を尊重しなければならないが。

同時に,わが講座で今春に進学してくる大学院生をいかに育成するか,もっと真面目に考えねばと思った次第。