業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

3月17日(月):話す側と聞く側

週末は確定申告と大ボス最終講義のテープ起こし作業。

確定申告は昨年から電子申告にしているのだが,今年も準備を終え,送信しようとしたらICカードの暗証番号を3回間違え,ロックされてしまった。やむなく紙申告に切り替え,税務署に郵送。紙だと手間もお金もかかるし,電子申告に係る控除(5千円)も使えない。控除は来年も使えるのでいいのだが,住基カードは市役所にロックの解除手続きに行かないといけない。

・講座ホームページの更新。

・諸々の発送作業。大ボス退官関連やら研究助成の採択元やら。

・ファックス設置作業。今年度の後半に酷使したためか,壊れてしまったので更新。

・午後の講演会の準備。

昼に大学を出て三重県庁へ。

三重県庁にて「農業経営継承の問題と今後の家族経営」と題して講演。

講演は自分だけではなく,全国的に有名な農業経営の代表の方とセットだったのだが,この方の話が面白いのはよく存じ上げていたので,自分の講演時間はなるべく短くしてもらい,「前座」に徹する(笑)。自分の講演終了後は聞き手に回り,講演を拝聴していたのだが,話に引き込まれるというか,終わった頃には自分が講演で何を話したかすっかり忘れており(笑),最後の質疑応答で自分の講演内容について質問されて我に返る(苦笑)。

その後は懇親会にも参加。日本を代表する農業経営者の方とお近づきになれるのは素直にうれしい。

と喜んで帰宅したのもつかの間,今日の午前中に連絡すると言っていた学内事項をすっかり失念していたことに気づきへこむ。