業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

8月3日(金):教育・研究者としての「誇り」とは

ふと気がつけば,自分自身の夏休みまであと1週間。しっかり働かねば。

・講座HP更新。来週月曜の更新分も準備完了。加えて,個人HPと教員の活動データベースも更新。

・下旬に予定している農産物直売所調査の関連作業。調査に協力してくれる学生との打ち合わせ,調査票の作成,共同研究先の他大学の先生に問い合わせなど。また,謝金の支払いなどについても事務に問い合わせ。手続きは残っているがメドは立ってきた。

・論文査読2件終了。一昨日にまとめた分を送付。あと2件残っているが,これは週末の課題。

オープンキャンパスの説明会など学部主催の説明会が2つ。色々とある。

・昨日から手続き中のとある新聞記事のホームページ掲載に向けた手続き。学内の書類が出来上がったので,某新聞社に送付。後は返事待ち。

・一応来週火曜が締切の学会エントリーの準備。報告タイトルは固まりつつあり。

・先生の訪問が2件。1件は講座の先生から,自分の取り組んでいるテーマの1つについて意見を求められる。もう1つは,国際交流関係。

・卒業生の来訪1件と元大学院生からの電話1件。それぞれ頑張っているようだ。

標題について。訳あって,事務方から教員全員に対し,今年の4~6月に勤務実績(特に就業時間)について報告を求められている。大学教員の出勤管理は,出勤簿にハンコを押すだけというシンプルな形態で,それだけでは始業時間,就業時間が分からないため。報告の方法についての説明会があったのだが,そこでのやりとりを聞いていて,教員の大方の意見には納得。が,一部,教育・研究に携わる者としての「誇り」が感じられないものがあった。そんなに○○なら,○○すりゃいいじゃん,と。自分の利益と大学の利益が完全に一致するとは思わないが,大学の利益にまで思いが至らない人間が少数でも存在することは、組織としては不幸だ。