業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

5月22日(火):今年度の「目標」

頭痛は治まってきたが,まだボーっとしている。

・講座ホームページの更新。明日の更新分も準備完了。

・来週に予定していた調査を延期すべく,日程の再調整。先方は本業の合間を見て協力してくれるので,こればかりは致し方なし。

・来月に予定している調査に関連して打ち合わせ。

・明日の「Science English 1」と「循環社会システム学演習」準備。了。英語の方は色々と悩んだが,やはり基礎をしっかりすべきと判断して内容を組みなおし。

・教員の個人評価に関連して,今年度の「目標」とやらをデータベースに入力。大学教員の主な責務は「教育」「研究」「社会貢献」「運営管理」の4領域。それぞれの領域について,今年度は何を目標とするかを記入せよとのお達し。ちなみに年度末には達成度について自己評価することになる。前にも書いたが,年度計画は言われなくても作っており,はっきり言えば余計なお世話。昨年度は「各領域200字以内」と言われて失笑したものだが,今年度は字数制限が特になかったので,テキストをたくさん流し込んでやった(笑)。

・LLP,LLCの報告書執筆。まだ前段を書いているのだが,LLPは一通り終わった。LLC編に突入。

財務省が「国立大学への交付金を競争原理で再配分すると87大学中74大学で交付金減額」との試算結果を発表した。我が三重大学も当然のことながら,その74大学に入っている(しかも三重大は50%減とか)。現場で働く人間は,自分の信念に基づいて教育・研究を行っていくしかない(研究の世界も流行り廃りが激しいから,流行を追いかける軽薄な研究者になりたくなければ,自分の研究テーマが流行っていないときは我慢するしかない)のだが,悪貨が良貨を駆逐するような改革にならないことを希望する次第。

金曜日に東京出張(大学の図書館で資料収集)する予定だったのだが,はしかによる都内の大学の相次ぐ休校を見て,延期しようかと考え始めた。今週行かないといけない特別な事情はないし,2~3週間延期してもいいかも。