業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

5月8日(火):暑い

今朝の日経新聞に,規制緩和で企業の農業参入を促進するという記事が出ていたが,まあ方向性が間違っているわけではないが,参入規制を緩和すれば万事うまく行くというのは一面的。一般の企業再生では債務整理が必須だがそれだけでは問題が解決しないのと同じ。参入規制を緩和することは「はじめの一歩」ではあるが,小さな一歩にしか過ぎないところに農業問題の根深さがある。

ま,根深いからこそ自分の飯のタネになるんだけど(苦笑)。

・講座ホームページの更新。しばらくは日常的な更新だけでよいと思っていたのだが,掲載すべき大事なコンテンツがあることに気づいた。ただ,そう簡単に作成できるものでもない。ズルズルと引きずるのもよくないし...困った。

・明日の「Science English 1」と「循環社会システム学演習」の準備。完了(したはず)。

・広報委員会の仕事を2つ。今春に実施した「卒業生アンケート」と「新入生アンケート」の分析作業。いずれも基本的な分析はすでに終えていたのだが,公表できる形に仕上げる。

・他学科の先生から,農業統計について質問を受ける。農水省のホームページを検索して取り急ぎ回答。加えて,新たな研究について話を聞く。直感的にはモノ(論文)になりそうなネタだと思う。

・学部生2名から質問。1名からは簿記に関して,もう1名は卒論に関して。

・LLP,LLC報告書関連作業。今日は執筆できず。その代わり,関連文献を読み,論点整理。

今日は講座HPが不人気。日中は数名しかアクセスがなかった。