業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

4月12日(木):へこみ

今日から授業がスタート。自分の担当はまだ始まっていないが,世話役をしている非常勤講師分は本日から授業。

・講座HP更新作業。卒業生から資料が1つ届いたので早速アップ。関連して,昨日連絡がつかなかった卒業生1名にもう一度電話。が,今日も会議にあたってしまい,またもつながらず。ファックスに切り替えることに。

・新入生アンケートの入力作業。一日20件限定なのですぐに終わる。

・調査の設営で県内普及センターに電話。お忙しいようで今日もつながらず。明日こそ。

・新年度1回目の卒論ゼミ。この時点でテーマが明確になっていることはまずない。初回はこんなものかもしれないが,今年度はもう少しアドバイスを強化したいという思いもあり,研究テーマを例示。もっとも,自分がやる(はずの)テーマを紹介しただけだが。

・学生1名と進路について相談。就活の過程では悩むこともある。

・先日から設営している北陸地域の調査について,調査の趣旨を説明する資料を作成,送信。加えて,送付先に電話,今後について打ち合わせ。とても親切に対応していただき恐縮。

・科研の採択結果が学内で公表。結果は不採択...今年は昨年にも増して自信があったので大いにへこむ。好き嫌いが出やすいテーマとはいえ,間違いなく重要な課題と思うのだが。今年度は昨年度に通った研究助成2本があるので研究費には余裕があるのだが,来年度以降のことを考えるとうかうかしていられない。早速民間の研究助成に応募することに。申請書執筆開始。

科研が通らなかった理由として思い当たるのは,審査員からみて(1)先走りすぎで理解不能,もしくは(2)自分の構想に根本的な欠陥がある,のいずれか。(1)の場合は民間の研究助成やいざとなれば自腹切ってでも食いつなぎ(研究を続け),理解してもらえるまで頑張るしかないのだが,(2)だったら自分のこれまでの研究者人生を反省して,一からやり直す覚悟が必要。当面は(1)の方向だが,(2)も頭の片隅には置いておかねればなるまい。

ということで,今日はへこんだ一日。