業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

9月25日(月):生産性ゼロ

研究室滞在時間が10分ほど。たまにこういう日も仕方なしか...

・午前中は,先週から行われていた集中授業「資源循環フィールドサイエンス実習」の報告会。10班もあると,さすがに12時までには終わらない。もっとも,各班が報告時間をきちんと守ることができなかったことは問題か。

時間がなくてコメントできなかったので代わりにここに書くと,例年より下調べもできていたし,班ごとのまとまりもよかった。ただし,見学に行ったことを発表に生かせていないので,報告が一般論の域を出ていない。要は,「その報告だったら,見学に行かなくてもできるでしょう?」といったところ。下調べの過程で出てきた疑問を実地見学で解決もしくは解消する,もしくは下調べでは見えてこなかった問題点などを現場で拾い上げてくる,といった作業ができていなかった。卒論までには鍛えてほしい。

・学内会議。会議時間2時間半也。

・「情報科学演習」打ち合わせ。もう来週には始まるので,テキストの選定と担当の確認。

普段からお世話になっている他大の先生が特別講義で来ているのだが,結局会えずじまい。講義は今日と明日なのだが,今日は会えず、明日は自分が東京出張...

昨年度後期の「簿記会計演習」の学生による授業評価の結果がやっと出た。一言で言えば,授業内容が難しかったようだ。ただ,2年生の評価に比べ,3年生の評価は結構高い...ということは,やはり難しかったということか(笑)。今年度の授業が始まる1週間前に届いても困るのだが(笑),これを生かして授業改善につなげます。