業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

3月6日(水):調査6

・昨日とは打って変わり,イングランド東部の農業大学での聞き取り調査。聞き取り調査自体はよいのだが,その後に学生30名ほどを前にレクチャーさせられ,冷や汗をかく(苦笑)。
 
レクチャー自体は,昨年5月にカナダ・サスカチュワンでさせられた経験があるが,その時は講演形式。要は,「日本の農業に興味がある人はどうぞ」という趣旨。よって,聴衆はそれなりに好意的なので安心。
 
しかし,今回は,通常の講義が突然「日本の農業についてレクチャーしてもらい,世界には色々な農業の形があることを理解しよう」という内容に変更された形。学生の中には当然興味のない者もいるはずだし,話し方に容赦がない(大人は,ノン・ネイティブにそれなりに気を使ってくれる)。
 
文字通り「とりあえず」は滞りなくプレゼンと質疑応答をこなしたが,どうだったか...
 
終了後,1週間ぶりにヒースロー空港に戻り,現在に至る。ちなみに,ガソリンのタンク買いをしたのだが,空港まで50キロで給油警告ランプが点灯。ギリギリ大丈夫な気もしたのだが,最後にガス欠は避けたく,日和って10ポンド分だけ給油(苦笑)。
 
その他の作業として以下。さすがに最後は息切れの感あり。
 
・学生案件3つ。1)卒業生関連の書類づくり,2)学部3年生によるデータ分析(三重県系)チェック,3)学部3年生によるデータ分析(愛知県系)チェック。
 
ということで,次回の日誌は帰国後の予定。