業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

9月11・12日(土日):帰国

アイオワからシカゴ,成田経由で帰国。アイオワの空港を日の出とともに離陸し,日の入りとともに名古屋中部に着陸。これを打っているのは空港からの電車の中だが,最寄り駅に着く頃に24時間を超える。とにかく疲れた。シカゴ―成田はエコノミー席の真ん中だったし。PC用電源があったのが不幸中の幸い。
 
予約したときは意識していなかったが(曜日しかチェックしていなかった),9.11に重なった。空港ではどこでもモニターは式典の模様を繰り返し放送。
 
移動中は以下の作業。
 
・レビュー論文執筆のための論文読み込み作業。意外なところに意外な記述を見つけるのは,単に見つけるだけなら興味深いのだが,まとめる立場となるとまた大変になる。これも徐々にでも進めねば。
 
・今回の調査結果の取りまとめ作業。今度の週末には発表まで持っていかないといけない。パワポの作成をラフな形で取り急ぎまとめる。明日見直せば,何とかなるか。
 
・他大学の先生から依頼があり,業績などをかいつまんで整理。申請案件への対応だが,自分の業績をそのまま投げるわけにはいかないので,申請案件に該当しそうなものをピックアップ。もっとも,見る人によって評価基準が異なるので勝手に絞り込んでもいけない。巻号や金額などの細かいところを除き,一旦了。
 
・その他資料の読み込みや作成など。
 
今回の米国調査の感想。
 
1.たくさん運転した。
 今までの訪問ではカウンターパートの車に乗せてもらうことも多かったのだが,今回は自分が運転。州をまたいだ移動もあったので,結果として1回の滞在時としては最長距離。600マイルくらいは走ったか。
 
2.居眠り多数
 もちろん,運転中や調査中はしていないが(笑),合間合間に居眠りした(というより,させてもらった)。時差ぼけもひどく,夜は2時間以上まとまって寝ることが一度もなかった。長距離運転の疲れもあり,とまあ,要するに年を取ったということ(苦笑)。帰りの飛行機でもほとんど寝ていない。
 
3.作業がはかどる。
 宿題の多くをこなすことができた。今回の調査に関係あるものもないものも含めて,論文修正が1本,学会報告準備が3本,資料の読み込みも日々の調査の取りまとめもそこそこできた。
 必要は最大の何とやら,とはいうが,切羽詰ると作業効率は上がる。とはいえ,まだ宿題は残っているし,ここで反動が来るのが怖い(笑)。
 
日本に帰国した感想は,1週間前より涼しくなったのかもしれないが,アイオワ帰りの人間からするととても蒸し暑い。
 
帰国して一安心したのもつかの間,明日からは泊まり込みの学生実習が始まる。