業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

5月28日(金):追い込み1(暫定)

今月の最終出勤日。どこまでできるかが鍵だったのだが。
 
・昨日から引き続き,タイとメールのやり取り。海外送金をしたことはあっても,もらうのは今回が初めて。受け取るのがここまで面倒だとは。
 
・昨日の「農業経営学」の後作業。出席を確認していたところ,これは明らかにフェアでないことをしている学生がいるだろうという事例があったので,学生に対して注意喚起。引き続き,来週の授業準備。準備は未完。
 
・院生筆頭論文の修正を終え,再投稿。
 
農水省受託研究関連作業。1)昨日から引き続き論文書き。2)米国のカウンターパートに依頼する仕事の内容について現地とやりとり。先方はイギリスにいるらしいのだが,推移は順調。3)今年度の事業開始から一ヶ月が経ったので進捗管理。自分自身が管理しているというより,委託元に対する報告事項の整理。
 
・来週に予定している調査の準備。また,別件の調査に向けた下調べも開始。
 
・院生が来室し,修士論文の相談。相談はいいのだが,できればアポをとってほしかった。時間がない状況なのはわかるが。
 
・夕方に大学を出て郵便局へ。上記の農水省受託研究で米国のカウンターパートに依頼する業務に関する謝金の支払いのため,国際送金(郵便為替:要は小切手のようなもの)の発行手続き。ドル建てで払うなら円高の今がお得との判断も(笑)。
 
最後の業務は,昨年度に事務に発行手続きを依頼したら,発行まで3週間超というありえない時間がかかったので,今年はとっとと発行できる方法として立替払いを選択。
 
結果として,小切手(郵便為替)は即日発行できたが,そのために自分の研究時間が1時間半削られたことになる。
 
しばしば書くことだが,「研究支援」をもっと実のあるものにできないのだろうか。今回の例で言えば,「3週間」は論外だが「即日」というほど急いではいない。「できるだけ早く」とリクエストしたときに,「1週間で何とかします」ではなく,「立替払いで」という提案しかできない組織は向上心が見えない。これでは,事務が「研究支援」をしているのか,研究者が「事務支援」をしているのだかわからない。
 
などと書くのは,たまたま消耗品の納品に来た業者(全国的に有名な家電量販店)と雑談の中でも,ああやっぱりな,と思い当たるところがあったため。
 
最後にイレギュラーな業務がいくつか入ったため,本来ならば今日中に終わらせたかった業務がいくつか残った。週末に少し作業は進めるつもり。