業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

8月6日(木):学生実習1-1

朝,始発の新幹線で東京から三重に帰還。そのまま大学に出勤。すごく早く出勤したつもりが,さすがに東京からだと「いつもより少し遅め」の出勤時刻(9時)。

・昨日から引き続き委託事業の開始に向けた諸々の作業。関係部署とのやりとりや書類の準備など。下記の学生実習中も,暇を見つけては作業。取り急ぎ必要な作業は夜までに終了。

・午後からの学生実習(社会調査演習)の最終準備。14戸の生産者の方に連絡をして学生訪問の段取り付けをするのだが,6戸の方と連絡がつかないまま実習へ出発することに。

午前に大学で作業した後,午後は学生実習に出発。

・学生実習(その1)の初日開始。昼に一旦学生が大学に集合し,打ち合わせを行った後,現地へ出発。現地では4つの班に分かれて各生産者の所へ学生を送迎する作業。農産物直売所の方のご協力も得て,初日は無事に終了。また,未連絡の6戸も,これも直売所の方にご支援いただき、夜までに全戸と連絡がついた。最後の生産者の方と連絡がついたのが夜7時頃。最後は,直売所の方,ボスと自分の3人で明日の学生の送迎について打ち合わせ。さらに,宿泊先(今回は2人ずつ4戸のお宅に宿泊させていただいている)から「布団がない」と連絡のあった学生に取り急ぎ枕とタオルケットを2組運搬。

自分も学生時代に「農村調査実習」なる農村実習を2泊3日で行い,色々とハプニングが起きたりしてとても印象深かったのだが,今回も1泊2日の短い行程とはいえ,色々な意味で貴重な経験をしている様子。

実習(その1)はもう1日。明日は8人の学生が個々に生産者間を移動するので,送迎も大変になりそうだが,直売所の方のご協力を得て,無事に回りそうなメドは立った。とにもかくにも無事に実習が終了することが肝要。