業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

8月28日(日):残り3日(雷雨)

大気が不安定な一日。朝の17度台から昼間は27度台まで上昇し、その後雷雨がやってきて一気に20度を切りそうなところまで低下。日本だと「あるある」の夕立だが、こちらではそもそも急激に気温が上がることが少ないので珍しい。

  • 指導院生とのやりとり。学会報告関係。これで派遣元大学に戻ったら3名のM2(と2名のD3)が待っているわけか。
  • 研究室動画チャンネル。1)2週間ほど懸案だった動画。何度かのやり取りを経てようやく公開。続けて研究室ブログとTwitterも更新。2)次の動画編集に着手。外部委託先からすぐに上がってきたので、仮アップまで作業を進める。作成元の先生にもご確認いただいたので、帰国直前に公開予定。
  • ヘルシンキ大学で使用していたメアドに届いた主要なメールの保管作業。このアカウントは更新手続きをしなければ9月6日に失効との予告も届いている。思えば、昨年9月3日に到着。この日は金曜だったので、土日に必要な買い物をしたりヘルシンキ市街に行ってみたりして、9月6日に大学に初登校したのだった。

本日のヘルシンキ

  • 政府統計局によると、昨年のデータ侵害事件約1,500件のうち、警察が事件を解決できたのは59件(全体の4%)にとどまる。10年前は30%ほどが解決できていたので、低下したことになる。その要因は事件そのものの増加。
  • アメリカが「北極圏大使」を置くとの報道。対ロシアを意識したもの。北極圏に国土を有するのは8カ国。アメリカもフィンランドも含まれる。
  • EUがロシア国籍者へのビザ発行を停止する動き。現状は、加盟各国により対応は異なり、フィンランドは一定の条件を満たせば発給。ただし、空路が閉じられている現状では、陸路でフィンランドに入国するのがEU圏への入国の主要ルートになっており、フィンランドに入ってしまえば空路でどこにでも飛べてしまうことが問題視されてきた。フィンランド政府は今夏に発給条件を厳格化し、発給は9割以上抑えられるとしてきたが、今回はEUとして対応する話。さて。

本日の帰国準備。帰国便搭乗予定日まであと3日。

  • 部屋の片付け。ゴミ捨てとスーツケース収納をさらに進め、キッチン周りを中心に清掃作業。残りは、1)寮室の備品のうち、洗濯の上置いていくように指示されているマットの洗濯、2)食品・食器類を片付けた上でのキッチン周りの清掃、3)トイレ・シャワールームの清掃、4)ベッド周りの清掃、5)床の清掃、6)荷物の最終整理及びゴミ捨て、といったところか。

ということで、いよいよ明日に退寮。無事に推移することを祈念。