業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

8月19日(金):帰国準備本格化

今日のヘルシンキも最高気温27.9度。部屋内は夜10時過ぎでも32度。このタイミングで今さら扇風機を買うのも現実的でなく…明日は最高気温が25度、以降は少し落ち着くことを期待したい。

  • 一昨日に提出した某学会編集委員業務。本日も微修正作業。確定は1週間後。その間に何かあれば微修正対応することになる。
  • 留学希望者対応2件。1)以前から相談のあった事例について、内諾書を執筆。草案はできたので関係者に今後の手続きについて問い合わせ・打診。2)新たな留学相談。派遣元大学の協定校案件なので積極的に受けたいところだが、問題は博士志望であること。修士よりも修得に向けたハードルは格段に上がるので、受け入れに向けた検討はより慎重に行う必要あり。まずは本人に追加情報を要望。続く。
  • 参画しているプロジェクトに関連して若干のやりとり。

本日のヘルシンキ

  • 昨日はスルーしたのだが、日本でも報道されたらしいロシア機のフィンランド領空侵犯。戦闘機が2分間領空侵犯したことが確認されたので、フィンランド軍が「検証」に入ったことが報道されたわけだが、実はこの手のことはしばしば起きていて、侵犯の程度が大きいとみなされた場合は「検証」を行う。5月にも同様の事案があり、検証の結果「特に深刻なものではなかった」との結論。今回も、第一報は検証すべき事案が発生した、ということなので、大事件が起きたわけでは(少なくともまだ)ない。マスコミの捉え方が変わったということ。
  • ウクライナ問題を反映し、大麦などの原料調達コストと製造にかかる電気代などが上昇したため、ビールの価格を上げざるを得ない状況にあるため、ビールメーカーが酒税の引き下げを要望。もっとも、報道では、フィンランドでも一人当たりのアルコール消費量は2005年をピークに減少していると冷静な論調。ただし、この一人当たりの計算が「15歳以上」になっているところに心の中でツッコミを入れざるを得ない(笑)。
  • ダニに関する報道。例年よりも8月が暑いので、ダニのシーズンが初秋まで続くとの見立て。
  • あまり触れたくないが、首相の”ダンス”ネタはまだ続いている。ネタにしか見えないが(笑)。

最後に、本日より「帰国準備」の記録開始。帰国便搭乗まで12日。

  • 帰国前最後のヘアサロン。おかげさまで滞在中に髪型も大きく変化。帰国後も「面倒だから近所の床屋で済ませる」習慣が変わりそう。いいきっかけをいただき感謝。
  • 海外に3カ月以上とどまる在留邦人は「在留届」を提出する必要があるが、その裏返しとなる「帰国届」を事前提出。
  • 続いて、帰国後の転入先(自宅に戻るだけだが)に転入届の事前申請手続き。これがどこまで手続の簡素化につながるかは不明(利用者があまりいない手続きをすると、担当者があたふたする:笑)だが、仕組みがあるなら利用してみるといったところ。

週末も引き続き働きます。