業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

7月15日(金):7月は休暇月間

標題の件は、ある小規模店舗に、営業しているかを確認せずに出かけてしまい、「6月27日から7月17日まで夏季休業」の告知を店の前で発見。ここはヘルシンキ。今月は休暇月間。そういうことを気にしなければいけないことを失念していた。今日でないと困ることもないし、また出直せばいい。日本もそういう社会に変わっていけばよい。

  • 一昨日の特別講演の後作業。方々に連絡。
  • 研究室ブログの更新。研究室の先生から提供されたコンテンツを更新し、Twitterもアップ。
  • 派遣元大学の授業関係。今日から始まった期末試験と来学期の教科書について打ち合わせと生協に連絡。
  • 研究室動画関連。新たな動画の編集を始めた(始めたい)のだが、作成元の先生からのファイル転送がうまくいかず。明日に持ち越し。
  • 来週の研究会に向けた資料作成。うーん、手詰まり感あり(苦笑)。続く。

動画編集というのは、手詰まり感があるときにいい気分転換になる。内容も業務と関連するし。一方、困るのは動画ファイルを動かしている間はパソコンの挙動が不安定になり、他の仕事ができなくなること。パソコンの能力アップ、あるいは複数台持ちが解決策なのだろうが。

本日のヘルシンキ

  • フィンランド・ロシア国境関連。本日をもって、ロシア側のコロナ関連の入国制限解除。ただし、海路と空路は解除されたものの、陸路は引き続きPCR検査の陰性証明書提示が必要とのこと。制限解除を受け、早朝にフィンランド側から陸路でロシア入国を試みたフィンランド人は、フィンランド側は通過したが、ロシア側の入国審査を通過できず引き返してきたとのこと(ただし、ロシア側スタッフの対応は賞賛されるべきものだったとの当事者の弁)。なお、フィンランド政府は、ロシア渡航を「推奨せず」。ロシア軍に批判的な行動・言動をとった外国人に罰金または懲役を課す法律があると注意喚起。また、ロシア国外で発行された一部のクレジットカード(自分も持っているブランド:笑)ではロシア国内のATMから現金を引き出すことができないとのこと。
  • ワクチンの4回目接種(ブースター2回目)に向け、ヘルシンキ自治体ではワクチン接種業務に携わるスタッフの採用がすでに進んでいるとの報道。前倒し接種の観測が強まる中、すぐに対応できる体制整備が進む。また、一部のワクチンが9月に期限切れになるため、早く始めるほどよいという背景も。いずれにしても、準備を早めに進めることは悪い話ではない。
  • 救急への電話通報(フィンランドでは112)が全国的に大幅に増えているが、実際には救急を必要としないケースも多いという話。当然ながら、真に救急のケースへの対応が遅れるとの懸念。日本でも同じ話があるが、いずれにしても救急車を呼ぶかどうかの判断は難しい。特に一人暮らしなど単独のシチュエーションでは客観的な判断が難しいし、本当に救急が必要な事態になれば本人が電話できないことも。「安易に救急通報をすべきではない」は総論賛成だが、そう簡単な話でもない。

日本は3連休らしいが、こちらは通常の週末。すなわち、業務を続けます。