業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

6月22日(水):バタバタ

久しぶりにバタバタだった気がする(笑)。

  • 派遣元大学から届いた資料の読み込み。
  • 動画収録。収録前は準備、収録後は編集外注の下ごしらえ作業。
  • 先週に収録して編集済みの動画について、アップロード作業。明日の公開に向けた下ごしらえ。
  • 来月に刊行予定の論考の初校届く。急ぎ修正。ちょうどアップデートしたい記事が出たので、84字分をそっくり入れ替えることを依頼。
  • 残りの時間は、派遣元大学から急遽依頼された動画の一部のシナリオ作り。今週中に固めるとなると、時差も考えると明日中には固めないといけない。学生の人選やらセリフ回し、使用する写真やフリップのイメージなど急ぎ作成。取り急ぎ原案を学生に見てもらうところまで。この作業は、幸か不幸か、これまでクオリティはともかく、15本ほどの動画を作成してきた経験が生きた形。

本日のヘルシンキ。今日はニュースが多い。

  • 物価関連。フィンランドは昨年、消費者物価がEUで5番目に高く、食品価格は5番目、そしてアルコール価格は最も高い国だった。今年のインフレ率はEU平均よりは低いが、それでも価格高騰は間違いないとのこと。ユーロ圏の人も十分に大変だろうに、これに円安の影響が加わる可哀そうな日本人が自分(苦笑)。笑えないが。ちなみに、アルコールが高いのは、飲みすぎないためにもフィンランドには必要だ、という話を昨秋こちらのスタッフから聞かされたのを思い出す。
  • 看護スタッフの不足問題。今夏についてはシステムは崩壊せずに乗り切れるとの保健大臣のコメントだが、同時に10,000人〜15,000人が不足とも。日本の人口に当てはめれば20〜30万人が不足するという話だから、相当深刻。
    • 余談として書いてあるが、8月から9月にかけて、コロナの次の波が来るのではないかとの見立て。今までの周期から考えると来てもおかしくはないが、さて、どうなるか。
  • 世界競争力ランキングの最新データで、フィンランドの総合順位は63カ国中8位。特に評価されているのが技術インフラ、教育、健康/環境。一方、全体的な経済パフォーマンスは44位と平凡。
  • 中央ヨーロッパでの熱波の影響がフィンランドにも及び、金曜日以降は高温になる予報。昨年に比べると6月は冷涼に推移してきたが、一気に上がるらしい。天気予報を見ていて、突然26度、27度という予報になったので、なんだろうなと思ってたところ(通常は20度前後)、そういうことだったのかと理解。関連して、山火事を防止するために焚き火が禁止されている箇所が増えているらしい。

熱波が予想される(日本に比べればかわいいものだが)一方、当然エアコンはなし。さて、どういう状況になるだろうか。