業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

2月7日(月):ワーケーションその1

朝にヘルシンキを出て、空路Ivalo空港へ。この空港はフィンランド最北、更にはEU最北の旅客機が飛んでいる空港とのことだが、そこからさらに北西へ50キロほど行ったところへ。本日より3泊。いわゆる「孤立型リゾート」のため、観光をするというより、いつもと違う環境を楽しむ3日間がスタートしたことになる。

  • 週末から引き続き、投稿予定論文の仕上げ作業。作業そのものは順調。続く。
  • 派遣元大学と新年度シラバスについてやりとり。
  • 年末に採択された論文の最終稿提出に向けた指示が編集委員会事務局から届く。例えば英文サマリーに対してネイティブチェックが入ったりするわけだが、ここまでチェックが入らないというのは、逆に何なのか(苦笑)。

今日はヘルシンキにいないが、そのヘルシンキのコロナ感染状況は、感染者数の昨日までの1週間平均が560人/日(先週木曜比-60人)。日経新聞に、第6波をいち早く収束させつつある国としてイギリスとフィンランドが出ていたらしいが、確かに減り続けている。が、ヘルシンキの人口が東京の10分の1であることは忘れてはいけない。

また、今いるところは、北緯69度線の手前。昨年9月に訪れたサンタクロース村にあった北極線が66度33分だから、そこよりもかなり北(距離にして300キロ以上)に来たことなる。となると、相当寒いのではないかと想定するのだが、いざ着いてみると0度をやや下回るくらいで拍子抜け。ヘルシンキとほぼ変わらず。

ということで、向こう3日間の業務日誌の更新は引き続き流動的。