業務日誌

東京農業大学(元三重大学)教員による業務日誌です。農業経営学の見地から,食料・農業・農村・環境の問題を考えています。

10月21日(木):在外選挙

・朝一番、派遣元大学の学部3年生とオンライン自主ゼミ。実践的な内容をやっていると思うんだけどなあ(笑)。

終了後、ヘルシンキ市街へ。日本大使館を訪れ、在外選挙人証を受け取り、そのまま衆議院選挙の在外選挙投票。コロナ対策もあるが、在外選挙は手数が非常に多く、一人一人の投票に時間がかかるため、投票よりも待ち時間がだいぶ長かった。もっとも、自分が投票を終えて帰るときは待ち人数ゼロだったので、自分が行った時がたまたま混んでいただけ。また、きちんと自分の日本での選挙区や投票先について把握してから投票に行くか否かでも所要時間はかなり異なる、ということもある模様。

ともあれ、18年前にイギリスにいたときは在外投票はできなかった(制度は一部始まっていたが、そもそも在留届すら出せなかったので資格なし:当時は「在留届は大使館窓口に直接提出」となっていたが(今はWEB提出可能)、ロンドンから遠く離れた田舎にいたため提出の機会がなく、近くに「在留届の巡回受付窓口」がきた休日に、自分はロンドンにいた:笑)ので、人生初の在外選挙投票。希少な経験ができた。

と思ったら、実は来夏に参議院選挙があるのか。

フィンランド食料政策文書の翻訳作業。8割行ったかどうか、くらいの進捗度。進捗度も大事だが、一番関連するトピックなので、翻訳も慎重に。

・研究室インスタの更新。

今日のヘルシンキは気温が上がり12度。明日の東京はこの秋一番の冷え込みで13度らしいが(笑)、北部のサンタクロース村は雪景色だし、ヘルシンキも週末には明け方氷点下予報。10月30日で夏時間も終了するが、「夏時間の終了」は秋ではなく冬の始まりなのかもしれない。